6月に入り、一週間が経ちました。関東地方などは梅雨入りしましたね。
日本列島が雨に包まれる日も近そうです。
さて、少し早いかもしれませんが、真夏の暑さ対策はもうお考えですか?
暑さ対策といえば、エアコンなどの冷房器具や水分補給などが思い浮かびますが、今回は快適な夏を過ごすために、お家の『窓』からできる暑さ対策をご紹介したいと思います。
『窓』は住宅に欠かせないもの。でも、お家の中の寒さや暑さの影響は『窓』から受ける割合が、思いのほか大きいものです。真冬に窓のそばがひんやりしたり、夏は窓から直射日光が入ってきて冷房が効きにくかったりなどの経験は、どなたにもあると思います。そこで対策として考えたいのは『窓の断熱性を高めること』。屋外の熱い空気を室内に入れず、冷房で快適に冷やされた室内の空気を外に逃がさないための工夫が必要です。
工夫その1 窓ガラスを替える
<真空ガラス スペーシアクール>
●太陽熱を51%カット
●紫外線の約60%をカット
●2枚のガラスの間の真空層が断熱性を高め、室内の冷たい空気を外に逃がさない
⇒冷房効率が良く、省エネにもなる
工夫その2 窓のサッシを替える
<内窓を付ける>
今ある窓の内側にもう一つ窓を付ける。※(株)LIXILインプラスやYKK AP(株)プラマードUなど
⇒窓と窓の間に空気層ができるので、外気温の影響を受けにくくなる⇒冷房効率が良く、省エネにもなる
さらに、内窓のガラスをLow-Eグリーンの複層ガラスにして、特殊金属膜を室外側にすると、日射熱を60%カット、紫外線は82%もカットできる
↑Low-Eグリーン複層ガラス
<高断熱のサッシに替える>
●今あるサッシを枠から丸ごと外して、高断熱のサッシに付け替える
⇒(株)LIXILサーモスやYKK AP(株)APW(エーピーダブリュー)など
●今あるサッシの枠はそのまま、その枠の上から高断熱のサッシを取付(カバー工法)
⇒(株)LIXILリプラス YKK AP(株)かんたんマドリモ など
『窓の断熱性を高める工夫』、いかがでしょうか。
今から断熱性の高い窓にしておけば、真冬にもその威力を発揮します。窓から外の冷気が入ってこないので、暖かく快適なお部屋が実現します。また、暖房で暖められたお部屋の空気を外に逃がしません。そうすると、暖房効率が良くなるので省エネにもなります。
また、以上のサッシやガラスにプラスして、窓の外に日除けをつけると、より涼しくなりそうです。
例:(株)LIXILスタイルシェード YKK AP(株)アウターシェード など
すだれやよしずも風情がありますが、シェードなら、よりスタイリッシュに日除けができます。使わない時はボックスに収納できるので、わざわざ取り外す手間もありません。
真夏の暑さ対策を『窓』から考えてみました。
『窓』を替えることで、思いのほか快適な夏を過ごせることをご想像いただけたでしょうか。
皆様の暑さ対策の一つに加えていただけたら幸いです。
↑(株)LIXILインプラスとスタイルシェード
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