「こどもみらい住宅支援事業」の申請期限が延長されました。
国土交通省こどもみらい住宅支援事業 https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/news/2022042801.html
当初の申請期限は2022年10月31日でしたが、現在2023年3月31日となっています。
ここで、もう一度「こどもみらい住宅支援事業」についておさらいしてみましょう。
〇こどもみらい住宅支援事業とは・・・
子育て支援と2050年カーボンニュートラルの実現に向けて行われる、国の事業です。
子育て世帯や若者夫婦世帯が「高い省エネ性能を備えた新築住宅を購入したり、住宅を省エネ改修したりすることに対して補助金が給付されます。
※子育て世帯・・・2021年4月1日時点で18歳未満の子供がいる世帯
※若者夫婦世帯・・・2021年4月1日時点で、夫婦どちらかが39歳以下の世帯
2021年11月26日~2023年3月31日までに工事請負契約または売買契約を締結した案件が対象です。
また、省エネ住宅の新築や、省エネ性能を備えた新築の分譲住宅を購入される場合は「子育て世帯」や「若者夫婦世帯」が給付の対象ですが、リフォームについては世帯を問われません。
≪補助金の対象となるリフォーム工事≫
①開口部(窓や玄関ドアなど)の断熱改修⇒ガラス交換・内窓設置・外窓交換・玄関ドア交換
②外壁・屋根・天井または床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置⇒太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽など
上記①②③は補助金申請をするための必須工事です。
それに加えて、以下の工事も対象となります。
④子育て対応改修
★家事負担を軽減する設備の設置(ビルトイン食洗機・掃除しやすいレンジフード・ビルトイン自動調理対 応コンロ・浴室乾燥機・宅配ボックス)
★防犯性を向上させるための開口部の改修
★生活騒音へ配慮した開口部の改修
★キッチンセットの交換を伴うキッチン対面化改修工事
⑤バリアフリー改修⇒手摺の設置・段差解消・ホームエレベーターの新設など
⑥空気清浄機能・換気機能付エアコンの設置
⑦耐震改修
⑧リフォーム瑕疵保険の加入
④~⑧を行う場合は、①~③のいずれかとセットで行う必要があります。
また、補助額は工事内容によってあらかじめ決まっています。
補助額の合計が5万円に満たない場合は申請できないので、お気を付けください。
さらに詳しい内容は下記サイトにてご確認いただけます。
https://www.lixil.co.jp/kodomomirai/ →株式会社LIXIL
https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/reform/?tab=1 →国土交通省こどもみらい住宅支援事業
『こどもみらい住宅支援事業』が公表されてから、当社にも「窓ガラスをエコガラスに交換したい」「窓を高断熱のサッシに交換したい」といったお問合せやご注文が増えています。『断熱化』『高断熱』というと冬の寒さ対策のイメージがあると思いますが、エコガラスや高断熱サッシは夏の暑さにも威力を発揮します。特に今年の夏は猛暑・酷暑なので、窓を高断熱化して外気温の影響を受けにくいお部屋にすることは、お家の中での熱中症対策にとても有益だと思います。
この機会にぜひご一考ください。
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