令和3年11月『こどもみらい住宅支援事業』が創設されました。
こどもみらい住宅支援事業HPhttps://kodomo-mirai.mlit.go.jp/
子育て支援と2050年カーボンニュートラルの実現に向けて行われる事業で、子育て世帯や若者夫婦世帯が
高い省エネ性能を備えた新築住宅を購入する・住宅を省エネ改修するなどに対して補助金が給付されます。
前回の「グリーン住宅ポイント制度」のようなポイント還元で特定の商品や追加工事と交換するのではなく、今回は補助金なので使い道が自由なのが魅力です。
〇子育て世帯とは…令和3年4月1日時点で18歳未満の子供がいる世帯
〇若者夫婦世帯とは…申請時点で夫婦であり、令和3年4月1日時点で夫婦のどちらかが39歳以下の世帯
〇対象期間は…令和3年11月26日~令和4年10月31日までに工事請負または売買契約を行ったもの
※注意※事業予算の上限に達した時点で終了
省エネ住宅を新築されたり、省エネ性能を備えた新築の分譲住宅を購入される場合は「子育て世帯」や「若者夫婦世帯」が補助金給付の対象ですが、省エネリフォームに関しては世帯を問われません。
ここではリフォーム工事に関する情報をお届けします。
≪補助金対象となるリフォーム工事≫
①開口部(窓や玄関ドアなど)の断熱改修⇒ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換
②外壁・屋根・天井または床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置⇒太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽など
④子育て対応改修⇒1.家事負担を軽減する設備の設置
(ビルトイン食洗機・掃除しやすいレンジフード・ビルトイン自動調理対応コンロ・
浴室乾燥機・宅配ボックス)
2.防犯性を向上させるための開口部の改修
3.生活騒音へ配慮した開口部の改修
4.キッチンセットの交換を伴う対面化改修工事
⑤バリアフリー改修⇒手摺の設置・段差解消・ホームエレベーターの新設など
⑥空気清浄機能・換気機能付エアコンの設置
⑦耐震改修
⑧リフォーム瑕疵保険の加入
上記のうち、①から③のいずれかは必須工事、④から⑧を行う場合は①から③と合わせて実施する必要があります。補助金はいずれか高い金額の方で申請します。
また、補助額は工事内容等によって決められています。補助額が5万円未満の場合は申請できません。
詳しい内容は上記HPhttps://kodomo-mirai.mlit.go.jp/ をご覧いただくか、お近くの工務店やリフォーム会社などにご相談されることをおすすめします。ご相談される場合は「こどもみらい住宅支援事業」に登録済の業者であるかご確認下さい。補助金の申請や受取り、お施主様への補助金の還元は工事業者が行うシステムになっているので、登録業者以外は申請業務ができないからです。
登録業者は上記HPhttps://kodomo-mirai.mlit.go.jp/ から検索できます。
リフォームをお考えの方、考えてはいるけど迷っている方は、この機会にお得にリフォームしてみませんか?
今よりも快適な住まいが実現し、その上地球環境にも貢献できるって最高ですよね。
※画像はすべて株式会社LIXIL提供
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